2013年夏のアンケート「夏の暑さ対策と住まいの断熱力」 集計結果
アンケート第三弾のテーマは、夏場の暑さ対策です。
約400人の方々に、今のお住まいの断熱力や暑さ対策などについて回答していただきました。
地域別で見ると、北海道・東北など比較的涼しい地域では使用時間が短く、 中国・四国、九州・沖縄など暑さが厳しい地域ほど使用時間が長くなる傾向です。 「設定温度を高めにする」「電気料金が安い夜間だけエアコンを使う」「こまめに電源のオン・オフを切り替える」など、 日頃から節電を心がけているというコメントが多く寄せられています。 |
設定温度は全国的に高めの設定が多く、節電や省エネに対する意識の高まりが反映されていると言えるでしょう。 「障子・襖等の建具を、葦ずの夏障子に替えている」「窓の外に簾を設置している」など、 日本伝統の暑さ対策は根強い人気を誇っています。 「エアコン+扇風機でエアコンの温度設定をかなり高くできる。冷蔵庫の温度設定も中以上にしない」と 徹底した省エネ対策を実践している人も。 |
1万円以上という人が5割以上で、節電や省エネが家計改善のポイントとなりそうです。 近頃話題のグリーカーテンを取り入れている人からは「ゴーヤがうまく育たなくてカーテンにならなかった」 「虫がたくさん入ってきて大変」などの苦労話も。 「ひんやりマットを使っていたら、愛犬3匹がいつもベットに上がってノンビリ昼寝! 仕方なく愛犬にひんやりマットを譲って、 自分は普通のマットで寝ています…」という面白エピソードも寄せられました。 |
住まいの断熱によって、省エネ効果が高まるというイメージを持っている人がとても多く、 「断熱のメリットは分かっているけど、今すぐ家を建てるのは…」という住まい事情が垣間見えてきます。 その一方で、「夏は暑い」「換気が悪くなる」「シックハウスの原因」など、誤ったイメージを持っている人も。 |
「断熱住宅.com」独自の簡易診断で、今お住まいの家の断熱力を確認してもらったところ、 最も優れたAランクは僅かで、断熱力が不足しているCランク以下が約8割にものぼります。 まだまだ、高断熱住宅が普及していないことが表れた結果と言えるでしょう。 |
あなたのお住まいの断熱力をチェック |
今回のアンケート調査の基本データ
回答者数:約400人(男性56% 女性44%)
年齢層:20代以下12%、30代19% 40代23% 50代21% 60代以上25%
現在の住まい:集合住宅39% 一戸建て59%
居住地域:北海道・東北 8%、関東 38%、中部・東海・北陸 15%
近畿 20%、中国・四国 8%、九州・沖縄 12%
※小数点以下は四捨五入しています。