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2014春のアンケート「家にまつわるアレルギー症状」 集計結果

今回のテーマは、花粉症やハウスダストなどの「アレルギー」です

アレルギー症状の有無や、家での対策などについて、900人以上の方から回答をいただきました。

タイトル1 花粉症の有無
男女別では、男性で約60%、女性では約72%が「花粉症有り」と回答しています。
年代別では、20代と30代で花粉症に悩んでいる人が最も多く、年代が上がるにつれて減少する傾向です。
60代以上での「花粉症有り」は約52%にとどまり、仕事や生活などでのストレスによる自律神経の乱れが関係していると類推されます。
集計1 花粉症の有無

タイトル2 花粉症以外
ハウスダストやダニなど、住まいの断熱性・気密性に関わるアレルギーに悩む人は
約63%で、なかでもハウスダストが原因となるアレルギーが約40%を占めます。
また、急激な温度差によって生じる「温度差アレルギー」を感じている人が約10%となっており、
住まいの断熱性・気密性の不足が、具体的な症状になって現れていると考えられます。
グラフ2 花粉症以外のアレルギーの有無

タイトル4 発症時期
アレルギー症状が現れる時期を見ると、季節別では「春」が最も多くなっています。
一方、「一年中」と「特に決まっていない」という人も約43%に昇り、
季節に関係なくアレルギーの悩みを抱えている人が多くいることが分かります。
グラフ4 発症時期

タイトル5 対策
アレルギー症状別で見ると、「ハウスダスト」では「チリやほこりなどをこまめに掃除する」、
ダニでは「寝具などを清潔に保つ」「カビが発生しないよう結露を拭く」、
「温度差アレルギー」では「部屋の温度差をなくすようにする」が、
回答者全体よりもそれぞれ多く、お悩みの症状に合わせた対策をしていることが分かります。
グラフ5 対策

タイトル6 家との関わり
快適な温度・湿度ときれいな空気で満たされる高断熱高気密住宅では、
アレルギーの原因となるカビやダニの発生が抑えられ、また部屋同士の温度差が小さいので身体へのストレスがなく、
アレルギー症状が改善される傾向があります(詳しくはこちら)。
こうした住まいの断熱性・気密性とアレルギー症状の関連について約42%が「知らない」と回答しています。
一方で、「知っている」と回答した人は約19%にとどまっており、高断熱高気密住宅の健康効果について、
まだまだ認知度が低いことが分かります。   
グラフ6 家との関わり

タイトル7 住み替え願望
アレルギー症状が改善できる家への住みたいですかという質問では、
約62%が「とても思う」「まあまあ思う」を合わせて、実に約93%もの人が住み替えを希望しています。
「アレルギーを意識しなくなる家がほしい」「アレルギーが少しでも改善するなら…」など、
深刻な悩みを抱える人も少なくないだけに、高断熱高気密住宅のさらなる普及・標準化に期待したいですね。
グラフ7 住み替え願望

今回のアンケート調査の基本データ
回答者数:約940人(男性56% 女性44%)
年齢層:20代以下25%、30代30% 40代20% 50代14% 60代以上11%
居住地域:北海道・東北 9.2%、関東 33.9%、中部・東海・北陸 19.4%
       近畿 22.4%、中国・四国 6.7%、九州・沖縄 8.5%

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