一年中快適な温度で、
音も静かで落ち着く空間
Sさんご夫妻は建築をご専門とされており、Sさんはエコデザインを手掛け、奥様は設計事務所で実施設計を行われています。建築のスペシャリストであるご夫妻が思い描いた理想の住まいが究極の省エネ住宅でした。
家族の気配を感じられる、他の部屋とつながる気持ちのいい吹き抜けリビングで、一年中、快適に暮らしたいと思いました。そこで断熱材と自然素材、太陽光発電にこだわりました」。光をふんだんに取り入れ、木の温もりにあふれたお住まいで、毎日を楽しまれているSさんご家族です。
建築概要
工事期間 | 約6カ月 |
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敷地面積 | 約160m2 |
延床面積 | 約111m2 |
建築会社 | 夢・建築工房 |
断熱仕様
壁(充填) | 高性能グラスウール(32K)120㎜ |
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壁(外付加) | グラスウール(32K)80㎜ |
屋根(充填) | 高性能グラスウール(16k)120㎜×2層 |
屋根(付加) | 高性能グラスウール(16k)90㎜ |
基礎(土間) | 押出法ポリスチレンフォームXPS3種50㎜ |
基礎(立上げ) | 外付加ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(防蟻タイプ)100㎜ |
最高水準の断熱性を追及
家全体を一つのつながり空間とし、大きな開口から光と風を取り入れる住まいづくりをめざしました。そのためには完璧な断熱・気密性が必要と考え、断熱は高性能グラスウールを使用した付加断熱(充填断熱+外張り断熱)を採用し、開口にトリプルサッシを用いました。
家中どこにいても快適な温熱環境
そうして完成した家は、Q値0.9、C値0.2という日本でもトップクラスの断熱・気密性能で、家のどこにいても快適さを実感できます。それにより、間仕切りをできるだけ設けないで、家族がつながる家にしたいという希望がかないました。
省エネで家計にも優しい住まい
4.5kWの太陽光発電を搭載していますが、断熱性・気密性の良さのおかげで、売電と消費電力の収支は、冬でも1万円のプラス、夏は1.5~1.9万円もプラスになっています。特にエコロジーを意識しなくても、毎日がエコになる住まいに大満足です。
夏も冬も快適さを満喫しています
エコ住宅を追求した結果、東京初のパッシブハウス認定住宅となりました。Q値が1.0W/m2K以下など、厳しい基準を満たすために、技術力を誇る「夢・建築工房」といっしょに試行錯誤を重ねました。
夢・建築工房が太鼓判を押すグラスウール断熱材を使って断熱性能を確保し、夏も冬も快適さを満喫しています。また、騒音が気にならないというグラスウール断熱材ならではの吸音性の良さも実感しています。