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真冬でも驚くほどの快適さ。
しかもプラスエナジーハウス

新築住宅編 Mさん邸 長野県【前編】

Mさん邸は、ドイツパッシブハウス研究所の認定住宅で、長野県では認定第一号となる高断熱高気密住宅です。
省エネ性と断熱性を追求したそのお住まいは、一年中快適で年間を通して一定の温度・湿度が保たれています。

Mさん邸

東京から軽井沢へ移住

東京暮らしが長かったMさんご夫妻が軽井沢に移り住んだのは2012年の秋。
東京では目にすることがない自然の豊かさに惹かれて新居を建てることにしたそうです。
「当初は、東京での仕事も続けるつもりだったんですけどね(笑)」とMさん。
東京で会社を経営していたMさんは、軽井沢と東京を往復するつもりだったそうですが、「生活も仕事も軽井沢を拠点にしたい」と気持ちが変化。東京の住まいや仕事を整理して、軽井沢に定住することになりました。

せっかく家を建てるなら快適で長く住めるように

Mさんのお住まいは、ドイツのパッシブハウス研究所が認定した、正真正銘のパッシブハウス(※)です。
冬の寒さが厳しい軽井沢だからこそ、「しっかりとした高断熱・高気密な住まいにしよう」と考え、専門誌やWebサイトで情報を収集したそうです。
「いろいろ調べた結果、パッシブハウスが最もベストな選択だと思いました」とMさん。
躯体の構造や断熱構造、窓などの開口部、そして熱交換型換気システムなどディテールのあらゆる部分で徹底的にこだわりました。
「せっかく建てるなら、いつも快適で、ずっと長く住める家にしたかったんです」

※冷暖房負荷や一次エネルギー消費量、気密性能などが性能基準を満たしているか、施工後に性能試験を実施。試験で計測された数値を専用ソフトで解析し、「年間冷暖房負荷が15kwh/㎡以下」などの性能基準を満たした住宅が「パッシブハウス」として認定される。

Mさん1

グラスウールでコストを抑えて高断熱化

Mさん邸では、コストパフォーマンスに優れたグラスウールを壁や屋根の断熱材として使い、さらに窓は三重ガラスにすることで高断熱化を実現しています。
また、4.2kWhの太陽光発電システムを設置し、消費エネルギーを最小限度に抑え、パッシブハウスの定義である「極めて高い断熱性・気密性により、1年を通してできるだけ冷暖房に頼らない暮らしを実現する省エネルギー住宅」を実現しています。

建築概要

延床面積約168m2
工法木造在来工法

断熱仕様

外壁(充填断熱)高性能グラスウール16kg 180mm
外壁(付加断熱)グラスウール32kg 100mm
屋根グラスウール28kg 350mm+グラスウール32kg 250mm
基礎押出法ポリスチレンフォーム 150mm

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