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断熱施工時にチェックすべき
ポイントは?

材料の保管から施工まで、
断熱施工に関して絶対に確認するべき項目をまとめました。
現場監督など、施工管理者にチェックを依頼して、
正しい施工管理がなされているかを確認しましょう。

断熱材施工のチェックポイント

断熱施工チェック

1. 断熱材は隙間なく施工されているか?

次世代省エネ基準では断熱材の性能が定められており、それによって断熱材の種類と厚さを導きだします。しかし、施工する際に隙間があると基準どおりの断熱性能は発揮できません。断熱材が隙間なく、しっかり施工されていることを確認しましょう。

2. 断熱材の屋内側に防湿層が設けられているか?

充填断熱工法でグラスウールなどの繊維系断熱材を用いる場合は、断熱材の屋内側に防湿層を設ける必要があります。仮に、防湿層を設けずに直接断熱材を充填すると、内部結露の原因となるなど、家にダメージを与える結果を招く可能性があります。

3. 専用の部材が適切に使われているか?

外張断熱工法で発泡プラスチック系断熱材を用いる場合、専用ビスが規定の間隔で均等に打たれているかを確認しましょう。また専用ビスが保持できる重量の外壁材が用いられているか、断熱材がそれ自体の重さで沈み込んでいないかなども併せて確認しましょう。

4. 「建ててからのチェック」はできません。

断熱工法や断熱材の種類にかかわらず、完成後に断熱材の施工状態を直接確認することはできません。施工時に前記1.~3.を充分にチェックして、疑問があればその場で確認することが大切です。完成後に「どうしても確認したい」という場合は、専門の業者に依頼することになります。

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